オリエンテーション週間の最初の日、筑波で言ったら「大学会館」みたいな、University Main Buildingっていう名前の通りの、なんか大きなところで、セレモニーがあった。
留学生向けの短い説明会が小さな部屋で行われた後に、盛大に、ゴージャスに、オーケストラや合唱隊(choir)や、学長や市長からのスピーチ。
つまり日本で言う入学式だと思うんだけど。
そのときの司会のおっちゃんが、すごく面白い歴史家のおっちゃんで、笑いを織り交ぜながら話を進めていく。こういう話し手になりたいなぁと思う。
その人が一番最後に言った言葉が、今でも仲間うちでのネタというか、流行語。
‘Winter is coming.’
、、、ということであっという間に秋が過ぎ去って冬が来た。
8月末、まだ夏だというのに「冬はもうすぐ」だなんて、冗談半分だと思っていたけど、案外大げさな表現ではなかったことに気づく。
早速、先週は早朝に雪がパラついたらしい。それもそのはず、もう最低気温は−5℃、最高気温は5℃とかいう、関東でぬくぬく育った私にとっては「極寒」がやってきた。
ニューヨーク州に1年間留学した経験がある私は、そのワンクッションがある分まだ平気だろうと思ったのもつかの間、アメリカで着ていたコートを既にまといながらも、まだ寒い。
案の定、風邪を引きました。(つくばの友だちからしたら、驚きもしないかもしれない!それくらい私は季節の変わり目には風邪を引きます。)
部屋は20℃に設定されてるけど、床は木だし、分厚いカーテンでもなくただのブラインドだから、なんとなく肌寒い。
でも治るまでどうしようもないから、できる範囲で勉強もしつつ、いっぱい寝つつ、リラックスして過ごすしかなさそう。
実家から届いた梅干しを食べたので、気持ち的には少し元気になった。
明日は12℃まで上がるらしいから、朝起きたら少しよくなってるといいな。
今日でスウェーデンに来てから2ヶ月。
2ヶ月にして、夏、秋、冬、という怒濤の季節の変わり様。
しかし、これでまだ10月って。。。先が思いやられる。